私の現場の状況について

自分の現場(養護老人ホーム)のおはなし

自分は養護老人ホームで働いています。
養護老人ホームとは措置施設と呼ばれるもので、経済的(生活保護受給者等)、身体的、精神的理由で居宅生活が困難になった65歳以上の高齢者を入所させ養護する事を目的とした施設です。

 

介護保険施設(特養等)ではなく、入居申し込みは市町村ににて行います。

 

自分の施設の入所者構成について

自分の施設では約100名ほどの入所者がおり、そのうちの3割は介護を必要とする人達です。

 

1階と2階のフロアに分かれていて、1階は大多数が自立者(数名介助者おります)、2階は半数が自立者、残り半数は半自立者と要介助者が入所しております。
うち数名が寝たきりで特養待機者となっております。

 

一日の仕事の流れについて

朝ミーティング終了後、職員数名で要介助者中心に水分と軟膏と居室整理(ポータブル処理やゴミ捨て等)に各居室をまわります。
その後トイレ介助があり、昼食の為に食堂への誘導作業が始まります。

 

配膳時間までに食堂席へ着席させ職員全員で配膳に入ります。
配膳後は昼食の放送がかかり、自立者が着席して昼食が始まります。

 

その間平日なら看護師が服薬に入ります。昼食後は下膳する職員と居室への誘導に入る職員に分かれます。
誘導にまわった職員は居室誘導後、口腔ケアを行い臥床します。

 

その後昼休憩に入り、午後一で水分、トイレ介助、夕食誘導と行った流れになります。
その間例えば水分にまわらない職員は居室清掃に入ったり、パット等の物品の補充、入浴日なら入浴介助等の作業を行います。

 

後は常にコールがなっている状況なので、コールを取った職員が居室に赴き対応します。
養護老人ホームですが介助者が多い2階フロアでは一日中ひっきりなしに動いている状況です。

 

一階フロアはほとんどが自立者なので一部水分と軟膏業務がありますが、主に自立者の手伝いといった業務です(電球を取り換えてほしい、テレビが映らないから直して欲しい等)ですが、ほぼ一人業務なのでけっこうきつかったりします。