特別養護老人ホームのメリット

少人数施設だからこそ出来ること

特別養護老人ホームは何十人もの入居者が生活する大規模施設とは違い、グループホームは10人以下の少人数施設です。

 

だからこそ介護スタッフは入居者一人ひとりとじっくり関わることが出来ますし、座っておしゃべりに花を咲かせる事も出来ます。

 

勿論大変な面も多く存在しますが、大規模施設では出来ないことが多く出来るのも事実です。
入居者一人ひとりについて介護スタッフ同士が情報を交換し共有しあい、話し合います。そういったコミュニケーションが私たちの技術力を向上させる要因になっているような気がします。

 

こうしたら上手くいった、こうしたら失敗した、ならこうするのはどうか。
様々な意見が飛び交い、そして実践されます。

 

一人ひとりに合わせたケアを行えるのが、少人数施設ならではです。
そして、その可能性は未知数です。

 

認知症という病気そのものに対しても日々研究が進められ、遠くない未来には有効な治療法が発見されます。
また、関わり方や言葉のかけ方一つで認知症の症状は悪化も改善もするのです。

 

認知症についてきちんと勉強し、日々の関わりの中で最善のケアを見つけるという手探りですが、それでも入居者の笑顔が見られるとうれしいものです。
認知症患者から少しの間でも「不安」という感情を取り除ける可能性を、グループホームという施設は持っているのです。

 

如何でしたでしょう?

介護や認知症にはまだまだ多くの危険が潜んで居ますので、実際に見て体験しないと解らない事かとは思いますが、慎重になりすぎて悪い事はあまりないと言っても良いでしょう。

 

少しの気配りで回避できる事が多くありますので、介助のケア方法についてしっかりと認識して頂ければと思います。