介護職員になった時のこと

右も左もわからない!

介護業界で初めてのお仕事をするにあたり、右も左も全くわかりませんでした。

 

そんな中初めてトイレ介助を行った時に酷く汗をかき、また、利用者さんに失禁をさせてしまった事がありました。
誰だって失禁したら恥ずかしい思いをするのです。

 

当初は必死になっていた為そこの配慮が足りてなかったと反省をする日々が続いています。

 

お風呂介助

今回はお風呂介助についていくつか書いて行こうと思います。
まずお風呂は大変危険であることを認識しなければいけません。

 

特に冬の時期は部屋から浴室への寒暖の変化で命の危険にさらされる事があるのです。

 

部屋の温度を保つ

夏場はそこまで気を配らずとも問題は多くありません。
ただ、先ほど書きましたように冬場の暖かい部屋から寒い部屋への移動、脱衣所で裸になり更に体温が放出される。

 

血圧などが変動しやすいので脱衣所に利用者さんを連れてくる前に
エアコンなどで温度調整を行い極力温度差を無くしてあげることが大事です。

 

入浴前の温度チェック

脱衣所の温度も大切ですが、浴室の温度や湯船の温度も大切になってきます。
血圧の高い方を熱いお湯に何十分と入れさせては血圧の上昇を招きとても危険です。

 

なので温度が解る物を湯船に設置し、時計等をセットしておくと良いかもしれません。
「お医者様から●分迄と言われていますからね」
と説明をし、きっちり時間で出て頂くと自己のリスクは減ります。

 

目を離さない

ちょっと目を離したすきに転んでいた。溺れていた。
と言う事も十分にあり得ます。

 

目を話す時は必ず湯船からあげた状態で安全を確保してからにしましょう。
足腰がしっかりして居る方でも湯船で足を滑らせ転倒する事もあります。
大丈夫だろうでは済まないのです。